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IR アイアール・起業・財務コンサルのバニラックス Vanillaxのメモ

IR(アイアール)・財務・経営のお手伝い、翻訳、地方再生、起業支援などや、ボランティア、日常のことをつらつらと書き留めていきながら、生き方のヒントを模索する場所。
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ロケ地になるということ
映画などの撮影地となることで活性化している地方都市が増えて来ている。韓国映画を誘致した秋田県や映画「おくりびと」の山形県酒田市などもいい例だ。東京に近い埼玉県寄居町のケースをご紹介したい。

埼玉県寄居町は、埼玉県の北のはじ。私が通っていた高校の近くで、周りには特に何もない緑あふれる街。農業以外に働く場所は少なく、町民は町を離れて都内へ流出。高齢者だけが残り、車社会で隣町に買い物へ行く、よくあるさびれつつある町。

こうした町を活性化するにはどんな方法があるんだろうか。

映画のロケ地にでもなれば撮影隊が訪問し、滞在する。町で食事を取り、宿泊をすることもあるため町にカネが落ちる。そう考え、寄居町の予算などからわずかに捻出(ねんしゅつ)した約12万円を元手にホームページを立ち上げたのがことの始まりだったようだ。どうにもならなそうな地道な活動。週1回だった問い合わせが日に5〜6件来るようになった。

転機となったのが2008年末に公開された坂井真紀主演の映画「ノン子36歳(家事手伝い)」の撮影誘致だ。2007年度はわずかに2件だった撮影件数は2008年度に9件、2009年度は10年1月までに12件に上った。

人が地方から都会へ移動するのは、世界中どこを見ても同じ。地方に残っても仕事がないとすれば、都会へ移り住むのは人間の生存本能として当然。それを止めることは誰にもできない。若者を町に留めたければ、町を魅力的にしていくしかない。

では、どうすれば魅力が増すのか。企業を誘致して職場を作る、何かに特化して町おこしを図るなどいろいろとあるのだが、

 ・露出を増やす

というのも非常に有効。

私がよく訪れ、地方活性化のお手伝いをしている広島県尾道市も映画やCMでも活性化をしている町のひとつ。最近でも第一生命さんのCMやJR西日本さん、ソフトバンクモバイルのお父さんあたりがしっかりと撮影場所に選んでくれている。一番大きいのは、今秋開始のNHK連続テレビ小説「てっぱん」の撮影地であることかな。
報道資料は →こちら
タイトルの「てっぱん」は、お好み焼きの鉄板と、尾道の造船所のイメージからきているそう。尾道で生まれ育った少女が、高校卒業後に大阪で祖母とお好み焼き屋を開き、互いに衝突しながらも成長していく姿を描いたもの。既に市内各所での撮影やエキストラを交えての大型ロケなどを慣行済み。秋が待ち遠しいところ。

町の活性化は「よそもの、わかもの、ばかもの」にしかできないと言われている。地方都市であればあるほど新しい取り組みをするなど、もっての他で、既存のものを粉砕できず、抵抗勢力が強いからだ。ちょっとしたきっかけで、ちょっとした外圧で、何かが変わるきっかけに十分になる、いい例だと思う。
| vanillaxj | Onomichi | 14:24 | comments(0) | - | - | - |
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