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IR アイアール・起業・財務コンサルのバニラックス Vanillaxのメモ

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独立するということ 
JUGEMテーマ:ビジネス


 行政機関からの依頼で創業支援アドバイザーを4年ほど務めている
 経験から、ちょっと思ったところを。。。。


 企業を辞めて自分で独立するということは、これまで仕事のよりどころとしてきた会社という「看板を失う」ということ。じゃ、この「看板を失う」ということ、誰もが口にするフレーズなもんだから、なんとなく分かった気持ちになってしまいがちだけど、具体的にどういうことが起きるのだろうか?

  水や空気のように当たり前に存在しすぎていたから、失うまでその貴重さを実感できてない…それが自分が籍をおいている大企業の看板の力、というものだ。独立してからというもの、それまで仲良くつき合ってくれていた取引先の態度が急に横柄なものへと豹変したり、あるいは態度が横柄になっていなくても、なぜかそう見えてしまったり、あるいはいくらでも値引いてくれたなじみの業者のサービス度がぐんと下がったり、クライアントの仕事規模がいきなり小さくなったり、融通がぜんぜん効かなくなったり…。夢から覚めた浦島太郎のように、周囲の対応が急に激変する、それが「看板を失った」ときにおきる現象のいくつか。


  「看板力」というのはサービスの「信用度」とか「認知度」ととらえてしまいがちだが、実際はもっと切実なもの。簡単にいうと「取引しておくといいことありそうな気配感」とか「敵に回したらどれだけ損をするか」みたいな話。大手広告代理店の下請けで担当者の思惑に振り回されて泣いているプロダクションは多々あれど、じゃ裁判でシロクロはっきりさせようじゃないか、という人は現れないわけで、その理由はこれ。大手の広告代理店を相手どって裁判をしたら、仮にその件では勝訴になったとしても、ほかの仕事で総スカンくらうことになる…それではつぶれちまう、というのが現実的な日本の現状です。

  仕事をたくさん創出している企業体というのは、「敵に回したら悪影響が大きそうだ」という表現もできるし、同時に「取引しておくと後々いい事がありそうだ」という表現も表裏一体で、されるわけ。この度合いが「看板力」の正体だと痛感しているんだな。この看板力ってのを如実に反映するのはクライアントとは限らない。銀行からオフィスの大家さんに至るまで、すべての取引先はみな、この「いいことありそうか」の度合いを計って、いろいろな利率を決めてくる。

  オフィスを借りるにも、住宅ローンを申し込むにも、諸条件の利率はこの看板力があるときとないときではおどろくほど違う。その「分の悪さ」にびっくりするのが、「看板を失ったこと」のリアルなショック。

 この続き、独立すること については、→ こちら ← をお読みください。

| vanillaxj | Business | 11:52 | comments(0) | - | - | - |
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